ハイビスカスは熱帯を連想させ観賞用として日本でも人気の植物ですが、ハイビスカスティーの原料となる種はローゼルといい、多くの日本人が連想するハイビスカスとは別の植物です。ただしローゼルも、いわゆるハイビスカスも、共にアオイ科フヨウ属の植物です。

お茶としては、とにかくビタミンCの含有が豊富で、メラニン色素を抑制し皮膚の代謝を促進、コラーゲンの生成を補助するなど、美肌作りに効果を発揮します。

クエン酸には健胃・強肝作用があり、疲労回復にも役立ちます。またカリウムの利尿作用により、むくみや二日酔いの解消効果も期待できます。

爽やかな花の香りがして、酸味があります。微かな甘みもあり独特の味わいなので、酸味が大丈夫な方はクセになるタイプの味です。