メグスリノキはカエデ科カエデ属の落葉高木で、日本国内のみに自生しています。名前の通り眼への薬効が古くから意識されていた木で、お茶としては樹皮を含む枝や葉が使われることが多いようです。

樹皮に多く含まれるというロドデンドロールやエビロードデンドリンといった成分に肝機能を高める作用があるとされます。またトリペルテンという成分には腎機能を改善する作用があるとされます。

東洋医学では眼と肝臓・腎臓の結びつきが強いと言われていて、実際この肝臓・腎臓への作用により眼精疲労など眼のトラブルに対しても、解消する実感を得られているようです。

やや苦みがあり木の香りがするお茶です。ただ焙煎してある商品などは、これらの特徴が弱く飲みやすく仕上げているものも多いようです。