昆布はコンブ科に属する海藻。日本では北海道沿岸から三陸沖に分布しています。

なお、健康茶としての昆布茶は、昆布のもどし汁のこと。広く市販されている昆布茶は塩分や化学調味料の事を考えるとあまりお勧めできません。他の健康茶のようにお湯で煮だすのではなく、冷蔵庫などで一晩昆布を水につけ、その成分が溶けだした水を飲みます。熱を加えると有効成分が変成してしまうのでご注意ください。

昆布は数ある海藻類の中でも抗ガン作用が強いといわれます。ぬめり成分である水溶性アルギン酸やフコイダンにガン細胞の増殖を抑制する効果があるようです。

他にもコレステロール値や血圧を下げる作用があります。血液をサラサラにするといわれるエイコサペタエン酸（EPA）は、動脈硬化や心筋梗塞の予防になります。

またヨウ素には頭髪の新陳代謝を促す作用があると言われます。

日本人には非常に馴染みのある味。旨味と昆布本来の塩味が感じられて、飲みやすいです。